ロングボード　パドリング

ニー･パドルは、ロングボードだけにできる特殊なパドリング！ボードの上に正座をした格好で両手一緒に漕ぐパドリングです。
このニー･パドルができるようになると、普通の腹ばいになってパドリングするよりも格段に楽に沖に出ることができます。何しろ、胸を反らせる必要がなくなるので、背筋にかかる負担がなくなって体力を温存できるようになります。
それだけではなく、視点が高くなるので、遠くの波もおのずと見えるようになって、波に対する対応が事前に確認できるというメリットがあります。
さらに、余談になりますが海でニー・パドルしている人、少ないですよね！このニー･パドルができるようになると、チョッと上級者気分です。でも、このニー･パドルはボードのバランスをとることにかなり高度なテクニックが必要なものなので、習得するまでに時間がかかるかもしれません。でも、覚えてしまえば、楽ちんなのでやってみる価値ありです。
ニー･パドルのコツ
■初めは普通にパドリング
　初めに腹ばい状態の普通のパドリングでボードにスピードを付けます。
　ある程度スピードに乗ってきた所で、素早くボードの上に正座します。
■腰を浮かす
　ただの正座ではなく、軽く腰を浮かせて前に体重がかかるような姿勢で、
　両手で同時に漕ぎます。
■ボードを前に押し出す
　両手で漕ぐだけというよりも、支点となっている両膝を使って、
　両手で漕ぐと同時にボードを前方に押し出すようにするのがポイント。

ロングボードの初心者心得